オーストラリアでウーバー生活|ウーバードライバーのブログ

【コロナワクチン接種拒否で解雇　オーストラリア】嫁さん学校の先生ですが、ワクチン接種しないことが理由で解雇


日本で教員が解雇される理由って何があるんだろうか？

Googleで調べると

１８歳未満や勤務する学校の幼児・児童生徒に対するわいせつ行為

それ以外のわいせつ行為

交通法規違反や交通事故

職務に関連した違法行為など

その他

などと出てきました。


何かとよくニュースになる、教師によるわいせつ行為や飲酒運転とかだろうと思います。

全て法律に違反していることだと思います。


ワクチン接種しないって、法律違反なのでしょうか？

オーストラリアでも、今はまだ法律違反ではないです。

ワクチン接種していない人を路上で逮捕して、刑務所に連行するような法律はまだありません。


しかしながら、先日の州政府の発表で、来年の１月末までにワクチン接種２回しない人は学校で働けないという法律が定められました。

つまりは、来年からはワクチン接種しない人が子供に教育することは違法行為になります。


わいせつ行為や飲酒運転が違法であると同じように、ワクチン未接種者が子供に学校で教えることは、違法になります。

違法なので、オーストラリアではワクチン接種していない教師は、有無を言わせず解雇です。


日本でも、もし教師が違法な凶器を持ちながら授業をしたいと主張しても、それは違法なので解雇されますよね。

それと同じで、ワクチン未接種者が子供に授業することはオーストラリアでは違法なので、解雇です。





州政府が今回の法律を定めた理由としては、子供達をコロナから守るためということです。

それが科学的、医学的、人権的、労働法的には妥当なのかは、色々な意見があると思います。

その点については、今回は何も語りません。


しかしながら、今回の法律により

オーストラリアの学校で教育をする先生は全て政府の指示に従った、ワクチン接種済みの先生になります。

１００%です。

例外はありません。


ワクチン接種をした先生には、色んな理由があることでしょう。

自分の考えで自発的にワクチン接種をした先生。

お金が欲しい、失業することを恐れてワクチン接種した先生。

お金や健康よりも、教育することが生きがいとする先生。

子供の頃からの夢が教師だった、先生。

など。



でもどんな理由があれ、存在する事実は１つ

オーストラリアの学校で教育する先生は全て政府の指示に従った、ワクチン接種済みの先生のみということ。


嫁さんは残念ながら、政府の指示に従わずワクチン接種する予定がないので、学校で働くことができなくなります。

本当はもっと働きたかったということなので、不本意ということです。

それでも、法律なので従わなければいけません。


わいせつ行為をしたわけでもなく。

飲酒運転をしたわけでもないですが。

嫁さんはワクチン接種をしていないという理由で、学校を去ることになります。



個人的にはこの政府が決めた法案は間違っていると思っています。


しかし、民主主義、多数決で決められたこの法案は、オーストラリアの民意だと思っています。

オーストラリア国民はワクチン接種していない人が子供に教育することを、色んな意味で望んでいないのです。

オーストラリアに住んでいる以上は従うしかありません。


科学の先生、歴史の先生、倫理の先生など、全教師が政府の指示に従っている状態。

従わなかった教師（知識階級）は強制的に排除される。

どうしても私は、独裁政権時の粛清や、ナチスによるユダヤ人迫害、特高警察による言論統制、などを思い出してしまいます。


日本ではまだこのようなワクチン接種義務化の法律はありません。

そのままの日本でいてもらいたいと、オーストラリアから願っています。





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