オーストラリアでウーバー生活|ウーバードライバーのブログ

中国に叩き潰されそうな男を乗せる【ウーバー生活 １９０日目】

こんにちは、ボビーです。

ウーバーの運転手をしていると毎日それは様々な人々を乗せます。

先日、ゴールドコーストからブリスベンまでの長距離で男の人を１人乗せました。

見かけがかなり裕福そうで、仕事のためにブリスベンに向かうようでした。

車内では助手席に座り、すぐに携帯で電話を始めました。

電話の詳細はわかりませんが、非常に怒っており、パソコンの中のデータを保全（または証拠を隠滅）する指示を出していました。

ひとしきり電話が終わると男は私に言いました。

「中国というのは法を守らない。違法でなんでもするんだ。」

「俺は中国でも一番くらいに大きい会社から攻撃をされている。」

「中国はオーストラリアの警察とも仲がよくて、違法でもこちらは何もできない。」

「どうだ？ひどいだろ？お前は中国人か？」

私

「ひどいですね。私は日本人です。人生いろいろと大変なこともありますね。」

その後も男は電話をし続け、会話では不満と部下への支持を繰り返していました。

腹心だった部下や友達だと思っていた人々からも、裏切られたようです。

大変そうだな。

と思いました。

それでも、全てを失ったとしても、私の数百倍は裕福そうです。

でも、彼は不安や恐怖で、もうまいっていました。



私は、何も資産などは持っていません。

ブリスベンまで１時間高速で走っても、約８，０００円を得られるだけです。

それで、大満足な１日になります。

そういう生き方がいまは、私は好きです。

男は言いました。

「お前は神を信じるか？神がいるならどうして悪い奴らがこんなにたくさんいるんだ？」

「私は、神は信じません。でも、世の中悪いやつがたくさんいますね。人生、いいこともあれば悪いこともありますよ。」






ウーバー生活は３月１日（金曜日）です。

１９時から２２時までの稼働です。

暇な時期とはいえ、流石の金曜日です。

コンスタントに鳴ります。

計１０回の送迎をしました。

収支は、



売り上げ　　１００ドル（８，０００円）

時間　３時間

時給　２，６６６円

こんなんでいいんだよ。

勿論お金は必要だけど。

突然、ホームレスになっても問題はない。

健康に楽しく生きていけるのならね。


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